空き家が地域を変える?松浜エリアリノベーションのお話を聞きました!

6月19日(木)の昼休みに、大学でランチミーティングを開催しました。

お越しくださったのは、大学近くの松浜エリアでリノベーション活動を行っている地元不動産会社経営 小林啓一郎さんと、建築家の小林紘大さん。現在進行中のプロジェクト「松浜エリアリノベーションカレッジ」について、わかりやすくお話ししてくださいました。

当学科でも、地域活性をテーマに「まちづくりプロジェクト」に取り組んでいる学生団体が立ち上がったこともあり、今回の講演はとても参考となる内容でした。実際の空き家がどのように生まれ変わったのか、ビフォーアフターの写真とともに紹介され、学生たちは「こんなに変わるんだ!」と驚きの連続で、まちづくりのポイントがよく分かる、刺激的なお話でした。

「松浜エリアリノベーションカレッジ」は今回で3回目(現在、受講生募集中とのこと!)。例年、学生だけでなく、社会人や地域の方など、さまざまな世代・立場の人たちが参加しています。2日間のプログラムでは、街歩きや朝市の見学を通して地域を肌で感じながら、みんなでアイデアを出し合ってプレゼンテーションを行うという内容。初めての人でも気軽に参加できる、実践的であたたかい雰囲気のイベントです。

近年、空き家の増加は多くの地域で問題になっています。「空き家=地域の資源、空間資源」として新しい価値を見出すことで、まち全体の魅力もぐっと高まっていくのです。点(建物)から線、そして面(地域全体)へと広がるような取り組みが、これからますます大切になっていきそうです。

今回の内容は、「松浜エリアリノベーションカレッジ」だけでなく、当学科生のまちづくりプロジェクトにも通じる部分がたくさんありました。最近では、松浜地区の朝市に学生たちが参加し、NPO法人みどりの森さんと一緒に、認知症カフェに関わるシニアの方とゼミ生が手作りしたビーズアクセサリーやエコバッグなどを販売しています。また、松浜夜市では「浴衣まちあるきイベント」のプロデュースにも挑戦中!地域の方と学生が力を合わせて、松浜をもっと楽しく、元気なまちにしようと頑張っています。

地域のこと、まちの未来にちょっとでも関心がある人。

新しいことにチャレンジしたい人。

まだ自分のやりたいことがはっきり決まっていないけれど、いろんな人と出会ってみたい人。

そんな皆さんに、こうしたまちづくりの活動はとてもおすすめです。

講演会の様子や当日のチラシも、ぜひご覧ください。

今後の松浜での展開、そして学生たちの活躍にもご注目ください!

松浜エリアリノベーションカレッジ(受講生募集中!)

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