第54回診療報酬請求事務能力認定試験(医科) 合格率は?

2021年7月に実施された診療報酬請求事務能力認定試験(医科)の本学の合格率を報告します。

診療報酬請求事務能力認定は年2回実施されており、今回は7月受験にチャレンジした33名の結果になります。

合格率(合格者/受験者)
本学69.7%(23名/33名)
全国37.5%(1,177名/3,138名)

合格率100%を掲げ、4月下旬から対策講義を行い、全員がほんとうに頑張りましたが、目標未達成となりました。

残念な結果であったにもかかわらず、律儀に研究室に報告しにきてくれる学生もおり、涙を流したり、気丈に振る舞ったり、「次は絶対に合格する!」という意気込みを伝えたりと、私が落ち込んでいる場合ではないと思わせられました。

12月試験では全員合格を!

12月の本試験に向けて、今回の対策の反省点を検証しています。

対策講義では、「資格試験によく出るような問題は楽々解けて、難問にも対応できる理解力と実力を磨く」ことを目標に、在宅医療はもちろん、特定入院料や再入院などのケースも扱い、全員が難問にも対応できる理解力を身につけましたが、実際の試験問題はオーソドックスなものでした。

自己採点の結果では、学科試験は31名が合格点をクリアしており、実技試験もほぼ全員が許容範囲内のミスで留まっているようでしたので、不合格の学生は思わぬミスがあったと考えられます。あるいは、計算ミスが響いた可能性もあります(本試験は採点基準が公開されていないのですが、対策講義では計算ミスによる減点は小さくしていました)。

自己採点の結果や普段の演習の結果と、本試験の合否との関係を調べて、次回は全員が合格できる対策を行います!

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