大学の学部で医療事務を学ぶ?
~学生の意欲の高さとともに紹介!

前回の記事では、大学の学部で医療事務を学ぶことの今日的な意義についてお伝えしました(もちろん、専門学校であれば専門学校ならではの意義があるはずです。それぞれの長所を主張し合い、高め合っていくことが大切です!)。

この記事では、実際に本学科で医療事務を学ぶことに対する学生の意欲の高さ(学生の生の声)を紹介します!

医療事務総論(オープンキャンパス)
(写真:去年のオープンキャンパスから(現2年生)。先輩からも大いに学んでください!)

本学科では、1年次前期に「医療事務総論」の科目が配置され、1年次後期の「診療報酬請求事務」、2年次の「診療報酬請求事務演習」につながっていきます。

これらの科目は、あくまで制度論が中心ですが、単なる暗記科目ではありません。最も最初に学ぶであろう「診療所と病院の区別」にしても、「なぜ区別する必要があるのか」という問いかけから始まり、医療機関の機能分化の必要性と診療報酬による誘導にまで話を広げていきます。

(※このように理解していかなければ、診療報酬改定に対応できる人材にはなり得ません。)

ここで、2020年度の医療事務総論を受講している1年生のコメントを紹介します。

世間一般では、医療事務とは、受付業務や簡単な事務作業だけが仕事だと思われがちだが、ドクターズクラークや診療情報管理士の仕事の内容とその重要さをまずは身近な人たちに伝えられるようにするためにも、この講義を学ぶ意義があると強く感じる。

私は現時点では医療分野へ進もうと考えている。理数が苦手なため資格を取ることができるのか、正社員として就職できるのかという不安でいっぱいだが、自分の目標を下げず目の前の課題に一生懸命取り組んでいきたいと決心した。

今まで勉強に対して暗記することを優先してしまっていたので、「自分で考える」ことの大切さを常に意識してこれからの講義を楽しみつつ真面目に挑んでいきたい。

しばしば、「大学では主体的な学びが大切であり、その姿勢を身につけることが大学生活の目的の一つである」と言われます。

本学科では、このようにして、1年次の医療事務の科目から、「自ら疑問を発し、自分の言葉で理解していく」姿勢を身につけてもらうための仕掛けをいくつも用意しています。

この点に関して、さらに、学生のコメントを紹介します。

医療情報管理学科で医療事務を学ぶということは、医療、情報、経営などの幅広い面から医療を知ることで医療現場で必要とされる人材になることである。

その人材になるために医療に関してはもちろんだが医療以外の様々な科目を学び自分の興味のあることを4年間で見つけ、将来に生かして行けるように積極的にチャレンジしたいと思う。

一つのことを理解するのではなく多くの分野を理解してその知識をつなげていけるような学習を意識して努力していきたい。また、疑問に思ったことは自分で調べ、自分なりの言葉で理解し、それでも分からない所は先生に聞くというように、自分から行動して学んでいきたい。

私は少しでも高い目標を持ちこの講義を受けていきます。この講義だけではありませんが、自分の限界を作らず常に将来のことを考えて講義を受けていきたいと思います。

この学科で医療事務を学ぶことの意義は、将来の活躍の場を広げることだと思います。コンピューターを理解し、その間違いなどを指摘できる人材になりたいと思いました。

しかしそうなるには、いくつかの高い壁が存在し、ネガティブになるかもしれません。ですが将来期待される人材になれるよう学習、グループワークを中心に励んでいきます。

ただし、本学科は、必ずしも医療事務職や診療情報管理士を目指す学生ばかりではなく、IT系志望の学生もいます。

そうした学生には、医療の知識が強みになることを伝えることで(そうでなければ、情報系の大学に進学すればよい!)、意欲的に取り組んでくれています。

以下は、IT系志望の学生のコメントです。

医療事務についての見方が変わった。自分は情報系について学びたいのに医療事務なんか何の意味があるのかという疑問を抱いていた自分が恥ずかしくなった。新潟医療福祉大学で学ぶ医療の強みを就職につなげていけるように失敗を恐れず挑戦していきたいと思った。

ただ受け身で授業に取り組むのではなく、自分なりの考えや意見をきちんと持てるように授業に取り組んでいけるように頑張っていきたいと思った。

この学科には「情報」「経営」「医療」のそれぞれの道を目指している人が集まるが、情報系の道に進もうとしている人も医療の知識が強みになる。なぜなら、医療の現場において、コンピューターは電子カルテやレセプト作成で使われるからである。そのため、情報系の資格だけでなく、他の分野の勉強にも力を入れることにより、幅広い進路選択が可能になる。

講義を受けるときの態度は、つい受け身になってしまいがちだが、常になにか疑問に思うことが無いかを考えながら聞くことで、講義に興味がでて、知識もより吸収できるようになる。

だから私は、講義をただ聞いて、ただノートをとるだけでなく、常に疑問を持ちながら、分からないことがあれば先生にすぐに聞くようにしようと思う。そして四年後には、自分の夢を実現できるように、知識を蓄えていこうと思う。

このように、今年の1年生も非常に意欲的な姿勢を見せてくれています! 本来は、すべてのコメントを紹介したいのですが (群を抜いているコメントもあります) 、ここでは、多くの学生の意見を代表しているものを紹介しました。

残された紙幅で、さらにいくつかのコメントを紹介します。

私は診療情報管理士になりたいという目標を持ってこの大学に進学しました。診療情報管理士になるために必要なスキルや知識、その仕事内容などはある程度知っていましたが、この医療事務総論を受講し、更に理解が深まりました。

具体的には、診療情報管理士の仕事は複数の医療事務の仕事と密接に関わっていることです。各々の役割を十分に果たすことで円滑な医療体制を築き上げている病院のシステムに驚かされました。

と同時に、一つのミスが様々な仕事に影響を与えてしまうことでもあるので生半可な気持ちでは絶対に医療事務の仕事をこなすことは出来ないなと感じました。

そこで、今後の学習では常に完璧を追求する精神を持って臨みたいと思います。将来、自分が病院の中枢で働くためには、この新潟医療福祉大学での学びが必要不可欠になってくると思います。グループワークでも積極的に意見を発信していきたいです。

大学ではアウトプット型の授業が多いと思っています。その中でも、この医療事務総論は特に自分で考えなければいけないアウトプット型の講義だと思います。

高校の時のような、ただ授業を受けるだけという姿勢では簡単には単位を取得できないと思っています。 自主的に考え、自分の言葉でまとめる。それを意識して必死に食らいついて学んでいきたいと考えています。

いかがでしょうか。この記事を読んだ2年生からも「より一層努力しようと思いました」との感想が来ています。お互いによい影響を及ぼし合ってください!