このたび、本学科の学生チームが、公益財団法人環日本海経済研究所主催「2020北東アジア経済発展国際会議イン新潟」(2020年2月開催)で行われるプレゼンテーション・コンテストの本選に選抜されました!
コンテストの名称は「Future Leaders Program(FLP)―北東アジアの未来ビジョン」です。その目的は、北東アジアが持つ経済発展可能性と政治・社会的な不安定要素に対して、学生の英知とグローバルな関心を深め、将来を担うリーダーを育成・発掘することにあるとされています。
今年が初めての開催となり、「北東アジアの未来シナリオ」をテーマに、県内の17大学を対象として公募が行われました。
本学からは、私たち医療情報管理学科の学生グループが参加し、第1次選考の結果、以下の演題が本選出場作として選ばれました(本戦選抜は5チームのみ)!
演題:
北東アジアのQOL向上へ向けて
―北東アジアの伝統医学と近代医学の活用基盤の構築―
概要:
2018年にWHO(世界保健機関)が定める「国際疾病分類」の第11回改訂版(ICD-11)で、「伝統医学」として初めて漢方をはじめとする東洋医学が加えられた。
北東アジアでは古くから伝統医学を用いた医療が行われており、中国の漢方の小売売上規模が1兆円を超えるなど拡大が続いている。
こうした流れを受けて伝統医学の積極的な推進が検討される一方で、科学的根拠が不十分とする指摘もある。
以上のことから、私たちは北東アジアの国民のQOL向上を目的とする近代医学と伝統医学の活用基盤を構築することを提案する。