2020年3月23日、第13回診療情報管理士認定試験の合格発表が行われました。本学科の合格率は87.5%でした。例年の全国平均は40~60%と比較的難易度の高い試験ですので、本学科の学生たちのたゆまぬ努力ぶりが数値でも裏付けられました。
「合格率100%の専門学校もあるのに」と思われる方もいると思いますが、本学科には、プログラミングなどIT系をメインに履修しつつ、診療情報管理士の認定試験を受験する意欲的な学生も多く、そのなかに、残念ながら不合格となった学生が複数名いました(病院就職のみを志望する学生の合格率は100%でした)。
※合格率を上げるために、一定水準に達していない学生等に受験させないところもあるようですが、本学科ではそうした制限は一切設けていません。
診療情報管理士の認定試験は、4年次にも受験できる機会がありますので、ぜひ捲土重来を期してほしいと思います!(自分のペースで勉強できるのも、本学科の特長です!)
大学では、「答えのある」資格試験の合格のみを目標とした教育は行っていません。現実社会における「答えのない」問題にアプローチする力をつけることをメインとしているからです(もちろん、本学科でも、正規の授業時間外に、自由参加の資格対策講義や個別指導を行っています)。
そうしたなかで、学生たちは、思考力や構想力を磨きつつも、数々の資格試験を自ら選んで突破しており、自主的に学ぶ力を着実に身につけています。そうした力こそが、卒業後のキャリアを支えてくれるはずです。本学科は全国有数の就職率の高さで知られていますが、最も大切なのは、就職後の着実なキャリア形成です。
診療情報管理士の資格試験合格は「入り口」に過ぎません。病院経営や医療の質の向上に資することのできる高度な人材を目指して、在学中は、卒業研究を含め、いっそう深い学びを追究していきましょう!
【追記】
合格した3年生が合格記を記してくれました! 在学生の皆さんは、勉強法などぜひ参考にしてください。
- 俺流成功哲学 ~診療情報管理士認定試験に合格する秘訣⁉(2020年3月31日)
- IT企業で診療情報管理士の資格を活かしたい ~診療情報管理士認定試験合格記(2020年4月1日)