近年注目度が急上昇のITパスポート試験とは何か?!

今回は、注目度が非常に高まっている資格であるITパスポート試験について、医療情報管理学科の平井克之先生にお話をお伺いしましたので紹介します。当学科では、2年生の2月から3月にかけてITパスポート試験を受験する学生が多く、試験勉強の山場を迎えています。そもそもITパスポート試験とは何なのか、そして、なぜこれほどまでに注目されているのでしょうか。

ITパスポート試験とは

ITパスポート試験とは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。独立行政法人情報処理推進機構が、通年で実施しています。

ITに関する技術的な知識だけでなく、経営戦略、マーケティング、財務、法務など経営全般の知識やプロジェクトマネジメントの知識など、幅広い分野の総合的知識が問われます。

ITパスポート試験の受験者が急激に増えている理由

ITパスポート試験の応募者数は年々増加しており、2021年度の応募者数は約24万人と過去最多となりました(下図)。企業では、ITを活用して顧客価値を創造し競争力を高めるために、社員のITリテラシー向上が必要不可欠であり、ITパスポート試験を活用するケースが増加しているとのことです。

(引用)情報処理支援機構, 令和3年度「iパス(ITパスポート試験)」の年間応募者数等について, 図1, https://www.jitec.ipa.go.jp/1_00topic/topic_20220414.html

当学科で2年次後期に開講の「情報システム演習I」を受講する学生は、ITパスポート試験に関する基本的な知識を学ぶことができます。また、学科教員も受験対策講座を開講します。
IT業界だけでなく、さまざまな業界に求められる知識をあらかじめ身につけておくことで、就職でも有利になります!ぜひ挑戦してください!

ITパスポート試験ついての詳細はこちら
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/about.html

この記事のタグ