対面によるIT系資格試験対策を開始!~それぞれが目指す進路に合わせた選択~

今年の10月から12月にかけて行われるIT系の国家資格試験に向けて、対面による対策講義が始まりました!

IT分野でどのように活躍したいか

本学科では、IT系の資格試験として主に3つの国家資格受験をサポートしています。

はじめは、2年次にIT分野の入門ともいえるITパスポート試験に挑戦します。ITパスポート試験は、業種や職種に関わらず必要とされる基礎的な知識を問われるため、IT系のみならず医療系・経営系を目指す学生も多く受験しています。

その後、3年次になるとより専門的な知識が求められる基本情報技術者や、情報セキュリティマネジメント試験に挑戦します。基本情報技術者はシステムの設計や開発などを行うような、システムを”作る側”に求められる能力を問われます。一方で、情報セキュリティマネジメント試験はシステムを”使う側”に必要なセキュリティ管理能力が問われます。

試験ごとに学ぶ知識の専門性が異なるため、それを活かした役割(職種)に違いが表れます。そのため、「将来どのような役割を担って活躍したいのか」を学生自身が考え、それぞれの希望に沿った資格を選択しています。

IT分野にも求められる「国語力」

IT分野の資格試験と言われると、数学的な能力が必要なイメージを持たれがちです。
しかし、記録されている情報から今どういった状況なのかを把握し、その後の対応を考えるためには文章を読み解く力が不可欠です。また、システムに関わる顧客や提携先などの関係者に情報を正しく伝えるためにも、国語力が必要になります。

そこで、本学科のIT系資格対策では、文章の読解・要約の演習を行っています。IT分野のガイドラインなどの資料を題材として、長文を読み解く力・情報を整理して伝える力を磨いています。もちろん、これに加えてプログラミング・アルゴリズムなど、各試験ごとの重点対策も行っています。

学生たちは今後、サーティファイ情報処理技術者能力認定試験2級や、午前免除修了試験などの関門を乗り越えて本試験に向かっていきます。
情報系大学の学生にとっても難易度の高い試験ですが、本学科では少人数による資格対策&個別指導により、全員の合格を目指しています!

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