大学における学びの集大成〜卒業研究中間発表会1日目〜

もうすぐクリスマス。年内の大学の授業もあと少しで終わりです。
4年生は大学生活の集大成となる卒業研究の最終段階に入っており、来年1月中旬の提出にむけて本気で頑張っています。

つい先日までは卒業研究の中間発表会を行い、それぞれの研究の経過報告を行いました。今回のブログから数回にわたって、その発表会の様子をレポートします。

まず、医療情報管理学科の卒業研究について簡単に説明します。
大学や学科の方針によって対応は様々ですが、当学科では4年生の終わりに 「卒業研究」 と題して卒業論文を書かなければなりません。当学科の卒業研究はグループワークを主体としており、3年生の後期に所属ゼミを決定した後に、研究方法の学習、テーマの設定、調査・分析へと段階的に進められます(学生の希望に応じて個人で進めるのもOKです)。すなわち、卒業研究とは1年以上をかけて研究とは何かを学び、最終的には何らかの論文を書き上げる、まさに大学での学びの集大成です。

卒業研究の最終的なゴールは年明け1月の論文提出ですが、その前には3・4年生ならびに当学科の全教員の前でそれまでの研究報告を行います。
発表会での各グループの持ち時間は20分で、プレゼンテーションが10分、学生や教員からの質疑応答が10分です。4年生にとって、10分という短時間に研究内容をわかりやすく伝えるのは至難の業であるだけでなく、教員から飛んでくる厳しいツッコミにもきちんと対応しないといけません(汗)。

※会場は緊張感が漂う雰囲気です

中間発表会は3週にわたって開催されました。1週目の発表ラインナップは以下の通りでした。
・新潟医療福祉大学学生の診療情報管理士に関する認知度調査
・在院日数の推移と地域連携に関する診療行為の関係
・医師事務作業補助者の配置についての現状と課題
・大学生アルバイトにおけるブラックバイトの現状
・LGBTQへの関心、理解について
・項目応答理論を用いたITスキル可視化システムの開発

第1週のグループのプレゼンを見て、第2週、第3週のグループは内容の再検討や修正を加えて、より良いプレゼンになるように準備を進めていました。
次回は第2週の発表会をレポートします。

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