本学科の卒業生でもある髙野晃輔先生が、ロシアのハバロフスクに位置する極東州立医科大学に留学し、このたび、無事帰国しました。髙野先生に手記を寄せていただきました。
私はこの度、ロシアのハバロフスクにある極東州立医科大学(Дальневосточный государственный медицинский университет)にて短期留学をさせていただきました。MOU(国際交流協定)に基づく共同研究を主な目的として、9月10日から10月6日の約一か月間滞在しました。
加えて、10月2日に行われた第3回極東医療ユースフォーラムにて、これまでの研究の成果を口頭発表しました(演題名: A comparative study of life functions of the elderly in Niigata and Khabarovsk)。
本研究は、加齢に伴って生じる心身の衰えを指す「フレイル」についての調査および国際比較を行い、介護予防の国際指標となりうる重要な項目を明らかにすることを目的としています。
結果からは「歩行困難」と「慢性的な痛み」の2項目の重要性が示唆され、共同研究者と意見を交わした社会制度や文化の違いを踏まえた考察を発表しました。
今後は、上記2項目の要因分析や運動機能を中心とした更なる調査を行う必要性があると考えています。
また、今回の留学では、学術交流だけでなく文化交流も積極的に行いました。
休日には博物館や動物園で歴史や風土について学んだり
ハバロフスク日本センターで行われた書道教室に参加したりしました。
その中でも、民族音楽サークルの皆さんとの音楽を通じた交流は、特に貴重な経験となりました。言葉ではなく音で会話をしながら練習を重ね、一緒に人前で演奏を披露する機会もいただきました。
今回の留学を通じた様々な経験は、非常に大きな刺激になりました。
また、研究者同士はもちろんのこと、大学間の結びつきもより強くなったと感じています。
極東州立医科大学の皆様、ありがとうございました。
手記に登場した「極東医療ユースフォーラム」では、本学科の学部学生も英語で発表を行っています! その模様は改めてお伝えします!
【追記】
現地で英語のポスター発表を行ってきた3年生にインタビュー した記事「3年生が英語でポスター発表(1)~ロシア国際ユースフォーラム」を公開しました。