先週に引き続き、卒業研究の中間発表会が行われました!
今週は、医療系・経営系のゼミの他、医療×IT、IT×経営系といった分野融合系のゼミの発表も行われました。
2日目の発表の具体的な研究テーマには、以下のようなものがありました。
- 診療情報管理士に求められるIT・統計スキルの標準化に向けて~既存調査と診療情報管理学会誌の批判的検討(伊藤ゼミ)
- 人口密度に着目した遠隔医療の実施状況の地域差に関する要因分析(井上ゼミ)
- レジリエンス・エンジニアリング理論でみるインシデントにおける医療従事者たちの対応力(坂井ゼミ)
- 全国勤労者の居住地の特性は何か?~全1,741市(区)町村の・居住環境比較(瀧口ゼミ)
- 佐渡市における地域密着型病院の機能変更による患者移動距離と病院選択率の変化(木下・高野ゼミ)
- 二酸化炭素濃度シミュレーションから見るレジ袋有料化に伴うプラスチック問題(寺島ゼミ)
- ニューラルネットワークの応用手法であるLSTM(Long Short Term Memory)によるベーカリーの需要予測(木下・旧野水ゼミ)
医療情報管理学科の発表会の特徴は、質疑応答時間の長さにあります。学生からの質問の後、教員からの質問タイムに入りますが、これが大変厳しいものとなっています。
ただし、あくまで学生の皆さんの人格とその頑張りを認めた上で、さらに上を目指すための厳しい「批判」です。
したがって、厳しい批判を受けた方々は、「自分たちはダメだ」と落ち込む必要はまったくありません! 厳しい批判は「あなたならもっと良くできる!」という期待の裏返しです。
もちろん、「その質問はおかしい!」と思ったら、どんどん応酬してください!
他者からの人格攻撃には敢然と闘い、他者からの批判には素直に向き合う姿勢は、就職後の職業生活においても一定の精神安定をもたらしてくれるはずです。
……と言葉で言うのは簡単ですが、実践するのは難しいですよね。少なくとも教員一同は、一生懸命に取り組んだ学生の皆さんの人格を尊重していますので、安心して挑んでください!